毎日の洗濯で地球のためにできること〜洗濯ネットでマイクロプラスチックの流出を防ごう〜

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プラスチックの環境問題、皆さんはどれくらい意識されていますか?

最近だと、日本でもスーパーやコンビニなどでのプラスチックビニールの有料化だったり、スターバックスでプラスチックストローの提供がなくなったり、身近なところでプラスチックを削減しているな、という実感がある方もいらっしゃると思います。欧米では日本よりもプラスチック削減の動きは広まっていて、日本の取り組みは遅い方です。日々そんな環境にいると、意識しないとプラスチックが引き起こす環境問題について、よくわからないと思う方がいても仕方がないかもしれませんが、実はマイクロプラスチックの流出による問題は、大きな環境汚染を引き起こすことに繋がっています。

私が大好きな洋服も例外ではありません。毎日洗濯をするだけで、知らず知らずのうちにマイクロプラスチックを流出させてしまっているのです。私自身、サステナブルや環境問題に関心を持つまでは、何も意識せずに洗濯をしていました。

今回の記事では、マイクロプラスチックの流出の問題や、毎日の洗濯の時に私たち一人一人が身近なことからできる対策をまとめました。一人でも多くの方が、この問題のことを知ってくださり、小さなアクションを起こしてくださると嬉しいです。

Contents

マイクロプラスチックとは?

まず、普段の生活では聞き慣れないマイクロプラスチックとは、そもそも何なのでしょうか。まずはマイクロプラスチックが何者なのかを知ることから始めましょう。

マイクロプラスチックの分類

マイクロプラスチックとは、環境中に存在する微小なプラスチック粒子で、5mm未満のものと定義されています。

さらにその特徴から一次マイクロプラスチックと二次マイクロプラスチックに分類されます。

一次マイクロプラスチック

製品そのものがマイクロプラスチックを含有しているものです。歯磨き粉や化粧品など、製品の中にマイクロプラスチックが入っていて、生活排水とともに海へ排出されます。今回の記事のテーマである、合成繊維の洋服を洗濯する時に流れ出てしまうものも、この一次マイクロプラスチックに該当します。

二次マイクロプラスチック

大きなプラスチック製品が、雨風や海に漂うことで磨耗し、細かく小さくなりできるものです。元々は大きなプラスチックごみが正しく処理されず放置されることで劣化してできるものが二次マイクロプラスチックです。

マイクロプラスチックによる環境への影響

こうしたマイクロプラスチックは、小さすぎて汚水処理場でもキャッチできず、最終的に海に流れていってしまいます。流れ出たマイクロプラスチックは分解されずに何十年、何百年と海を漂い続けることがわかっています。分解されないマイクロプラスチックは長年海を漂い続け、さらに毎年、毎月、毎日流出を続けることで、海に漂うマイクロプラスチックの量は増え続ける一方です。2016年の世界経済フォーラム年次総会では、2050年には、海洋中のプラスチックごみの重量が魚の重量を超えるという試算が発表されています。考えただけで恐ろしいですよね。

海に漂うマイクロプラスチックを海洋生物が餌と間違って食べてしまうことで、体内にマイクロプラスチックを蓄えることになります。そうした生物を人間が食することで、わたしたちの体にも微量のマイクロプラスチックが少しずつ入ってきていますのです。まだはっきりとはわかっていませんが、人体への悪影響も懸念されています。

参考サイト:WWFジャパン:海洋プラスチック問題について

洗濯によるマイクロプラスチックの流出問題

合成繊維の洋服を洗濯することでの流出

マイクロプラスチック汚染の問題の中には、化学繊維を洗濯する時のマイクロファイバーの流出も含まれます。合成繊維でできた衣類を洗濯する時にも、マイクロプラスチックの一種である長さ5mm以下のマイクロファイバーが目に見えないうちに流出しています。一回の洗濯でもたくさんのマイクロプラスチックが流れ出てしまいますが、それが毎日となるとその量は計り知れません。

洋服を愛するものとして、これは大変なショックでした。初めてこの問題を知った時は、ただ毎日洗濯をするだけで海を汚染することにつながってしまっているという事実がとても衝撃で、何か自分にもできることがないかと思いこの記事を書いています。

ポリエステル素材はシワになりにくく、取り扱いも手軽なため、今ではファッション界になくてはならない素材と言っても過言ではないでしょう。他にもナイロンやポリウレタンなど、合成繊維で作られた洋服はたくさん存在します。現に私も手持ちの服の中には、合成繊維のものもたくさんあります。

天然繊維の洋服でも、タグや縫製するときの糸にポリエステルが使用されていることも…

これは本当に難しい問題です。品質表示上の組成はコットン100%となっていても、縫製するときの糸にポリエステルが使用されていることもあります。ここまでは、消費者からすると表示されていないので全くわからない部分なので、完全に回避すると全く洋服が買えなくなってしまいます。

スポーツ・アウトドア用品では避けられないことも…

スポーツやアウトドアなどの趣味をお持ちの方だと、これも合成繊維を排除するのは難しいですよね。機能性のある素材の多くはやはり化学繊維です。私も趣味でスノーボードをしますが、スノボウェアなどはナイロンやポリエステルがほとんどです。

そんな中、この問題を少しでも改善するために、わたしたちができることを考えていきましょう。

マイクロファイバーの流出を防ぐためにわたしたちができること

これまで見てきたように、今の生活で完全に合成繊維を避けて生活することは本当に難しいです、これは消費者レベルでの話ではなく、やはり製造しているアパレルメーカーや素材メーカーなどの方針や努力により今後改善されていくべき問題です。

ではそれとは別に、マイクロプラスチック・マイクロファイバーの流出を少しでも抑えるために、わたしたちができることを考えていきましょう。

天然繊維の洋服を選ぶようにする

まず簡単なことは、できるだけ天然繊維の洋服を選ぶようにすることです。完全に合成繊維を排除することは難しくても、似たデザインのものなら綿や麻などの植物繊維、ウールやカシミアなどの動物繊維を選ぶようにすると、自分のワードローブからの洗濯でのマイクロファイバーの流出量を減らすことができます。

これはシャツやブラウス、スカートパンツなどのファッションアイテムだけでなく、インナーウェアやルームウェア、ランジェリーなどを購入するときも何を買うか選ぶ基準として持っておくと良いかもしれません。

前に記載したように、縫製の糸やタグなどにポリエステルが使用されていることもあるので、完全な対策とは言えませんが、少しでも量を減らすためには、大切にするべきことかなと思います。

マイクロプラスチック流出を防ぐ洗濯ネットを使う

ぜひ多くの方に実践していただきたいのが、微小なマイクロプラスチックの流出を防ぐ、特殊な洗濯ネットを使って日々の洗濯を行うことです。

普段のお洗濯の時に、いつもの洗濯ネットをマイクロプラスチック対策のネットに変えるだけなので、とても簡単で効果的な方法です。

ここではおすすめのマイクロプラスチックをキャッチする洗濯ネットをご紹介します。

GUPPY FRIEND Washing bag(グッピー・フレンド・ウォッシングバッグ)

パタゴニアの出資を受け、ドイツ発のラングブレット(LANGBRETT)が開発したマイクロプラスチック流出を防ぐ洗濯バッグ、グッピーフレンド・ウォッシング・バッグは、マイクロプラスチック流出への対策としての洗濯ネットの中では、一番知られているアイテムです。2017年の発売以来、人気を博し世界50カ国で販売されています。

グッピーを使い洗濯をすることで、洗濯で剥がれる合成繊維が平均79~86%が少なくなります。サイズは50 x 74cmと大きめサイズで、衣類からブランケットまで、安心して使えるサイズです。

パタゴニアでも販売しているとあって、スポーツやアウトドア好きな方にもおすすめの一品です。

パタゴニア公式サイトより購入できます。

他にも、パタゴニアのサイトでは、マイクロファイバーに対してできることがわかりやすく紹介されているので、ぜひ一読していただきたいです。

画像出典:パタゴニア公式サイト『マイクロファイバー汚染について私たちができること』

EARTH FRIENDLY SHOP マイクロプラの流出を防ぐ洗濯ネット

Earth Friendlyは「私たちのChoiceが、地球をもっと美しくする。」というコンセプトで生まれた地球にも人にも優しい商品を展開するとても素敵なSHOPです。

特殊な細かい網目が、マイクロプラスチックファイバーをキャッチし、海への流出を削減してくれます。”おうちでできるビーチクリーン”という商品コンセプトがとても素敵ですね。旅行の際にこのネットを持っていき着用後の洋服入れとして使用し、帰ったらそのまま洗濯機へポイ!という使い方も。おしゃれな見た目ならではならではの使い方です。

通常サイズとMINIサイズがあるので、洗濯物に合わせて選べるところも嬉しいポイントです。

  • 通常サイズ:長さ70cm 幅50cm
  • MINIサイズ:長さ35cm 幅35cm

【通常サイズはこちら】

【MINIサイズはこちら】

アダストリア FIBER HOLD BAG

画像出典:ADASTRIA Play fashion!

アパレルメーカーのアダストリアが開発した、マイクロプラスチックの流出を抑える洗濯ネットです。「作る責任、使う責任」という考えに基づいて作られた海洋汚染を防止するためのネットで、アパレルメーカーがこうした取り組み、商品を作っていることはとても素敵なことだと思います。

内側が二重構造になっているので、流出したプラスチックが再び衣類につくことを防いでくれます。洗濯後は黒色のファスナーから洗濯物を取り出し、白色のファスナーから繊維くずを取り出せるので、使いやすいところもポイントです。独自の試験で、洗濯ネットを使用しない場合と比べ、最大80%の流出抑止効果があることが実証されているそうです。

サイズが3サイズ展開なので、洗いたいものに合わせてサイズを選べるところが◎

  • Lサイズ:高さ62cm×横45cm
  • Mサイズ:高さ36.5cm×横46cm
  • Sサイズ:高さ24,5cm×横37cm

アダストリアの公式オンラインストア ドットエスティで購入できます。

FREDDY LECK LAUNDRY NET Micro

FREDDY LECK(フレディレック)ドイツのベルリン北部にある運河に囲まれた町モアビットからはじまったランドリーブランドです。見た目もかわいいフレディレックの洗濯ネットは、超極細の0.025mmナイロン繊維が洋服からでるマイクロプラスチックをキャッチし、通常の洗濯ネット使用時より約85%流出を防ぐことができるのです。極細繊維でできていますが、汚れ落ちはいつもの洗濯ネットと変わらず使うことができるのも嬉しいポイントです。

  • サイズ:約幅40×高さ50cm

一人一人ができる小さなアクションで地球を守ろう

大きな環境問題としてのマイクロプラスチック流出の問題のうち、化学繊維からのマイクロファイバー流出からの原因は一部であり、そのほかのプラスチック製品を減らしていくことも大切です。

ご紹介した洗濯ネットを使って洗濯をするとマイクロプラスチック流出を抑えることができますが、100%防ぐことはできないため、この問題に対する完全な解決策とは言えません。

それでも、何もしないこととは全く違います。一人一人ができることは小さいかもしれませんが、ファッションを愛するみんなで取り組めば大きな力になります。

洗濯ネットを変えるだけなので、とっても簡単にできるサステナブルアクション。あなたも今日から始めてみませんか。

参考:地球環境がわかる (著)西岡秀三、宮崎忠國、村野健太郎 (株)技術評論社

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