春夏シーズンに大活躍する麻のアイテムは、独特の風合いがあってコットンとはまた違う雰囲気が素敵ですよね。
ただ、麻はシワになりやすくて取り扱いがしにくい、洗濯後はシワシワになってしまうのが気になる、というデメリットもあります。
そんな麻のアイテムでもコツさえ覚えてしまえばお家での洗濯もとても簡単!麻は丈夫で耐久性にも優れているので、自宅で正しい方法で洗濯できればとても長持ちするアイテムなんです。
この記事を読めば、お手持ちの麻の洋服や小物などを、きれいな状態で保つことができるようになります。
早速解説していきましょう。
麻(リネン・ラミー)の特徴

まずは簡単に麻(リネン・ラミー)の特徴をご紹介します。
●通気性が良い
麻の最大の特徴でありメリットは通気性の良さです。夏にぴったりの素材で、風通しがいいので涼しく快適に着用することができます。
●丈夫で長持ちする
麻はとても丈夫な繊維なので、大切に取り扱えばかなり長持ちします。
●シワになりやすい
植物繊維である麻は、一度ついたシワが回復しずらく定着してしまうため、着用ジワや洗濯ジワができやすい素材です。
●リネンとラミーの違い
リネンもラミーも麻の種類です。洗濯絵表示には「麻」とだけ表示されている場合でも、実際はリネンの場合とラミーの場合があります。リネン(=亜麻)はラミー(=苧麻)よりも繊維が細くしなやかでソフトなシャリ感が魅力的です。ラミーはリネンに比べ固い風合いですが、一方でリネンにはない光沢感がある素材です。
これを押さえればOK!麻のお洗濯のポイント5つ
麻はポイントを押さえて洗濯することで、きれいな状態を長く保つことができます。お気に入りの麻アイテムがしわくちゃになってしまわないように、コツを押さえて洗濯しましょう。
Point 1 洗濯機洗いは洗濯ネット / 手洗いなら優しく押し洗い
とても簡単なことですが、洗濯機洗いの場合は必ずネットに入れて洗濯してください。麻はとてもシワになりやすい素材のため、洗濯機の中で他の洗濯物と絡み合ってしまうことで、余分な洗濯シワがついてしまう原因になります。洗濯ネットに入れるだけで、単体でシワがつきにくくする効果があるので、洗濯機洗いの場合は洗濯ネットを活用しましょう。
手洗いで洗濯をする場合は、押し洗いをしてあげましょう。麻はシワになりやすいため、こすり洗いやもみ洗いをすると、そのままシワになってしまいます。洗濯中にできるだけシワをつけずに洗うために、押し洗いで優しく洗濯することがベストです。
Point 2 濡れ干しでシワ知らず!脱水をする場合も最短で
麻のアイテムによく見られる洗濯絵表示で濡れ干しがあります。これは洗濯後に脱水をせず、濡れた状態のまま干すという乾燥方法です。濡れた状態で干すことで、水分の重みで自然にシワが伸びてくれるので、アイロンがけも短縮でき時短にもなる技です。
脱水を行いたい場合は、洗濯機のコースにお任せで脱水をするのではなく、手動設定にして数秒で止めるようにしましょう。脱水の時に一番シワがついてしまうので、
Point 3 陰干しでいつまでもきれいに保ちましょう
日の当たる場所でカラッと乾かしたい気持ちをぐっとこらえて、必ず陰干しをするようにしましょう。麻は日光で焼けると、退色だけではなく黄ばんでしまうことがあります。きれいな色に染められている場合や、真っ白な場合など、いつまでも買った時の色をキープできるように、日光の当たらない場所での乾燥を徹底しましょう。
Point 4 縮みを防ぐために乾燥機の使用は避ける
麻は縮みやすく、1回の洗濯で数%縮んでしまうことも。乾燥機を使用することで大幅な縮みを引き起こしてしまう危険があるので、急いでいても乾燥機の使用は避けるのがベターです。麻は通気性もよく早く乾く素材なので、乾燥機にかけなくても比較的早く乾きます。必ず自然乾燥を心がけましょう。
Point 5 アイロン掛けは霧吹きを効果的に使って美しく!
それでもシワになりやすいのが麻の特徴です。気になるシワにアイロン掛けをするときは、霧吹きを使うと一層きれいに仕上がります。スチームだとすぐに蒸発してしまうので、霧吹きで水分を含ませてから、高温設定にしたアイロンをかけることでシャキッと美しく仕上がります。
麻(リネン・ラミー)の洗濯手順

では、ポイントを押さえたところで実際に麻のアイテムを洗濯していきましょう。5つのポイントに注意しながら行えば、とてもきれいに洗濯できます。
まずは汚れ・シミのついた箇所は先に部分洗いをしましょう。
シャツやジャケットの場合は、汗染みが残らないように襟部分も予洗いをすると◎
・洗濯機の場合:たたんだ状態で洗濯ネットに入れてスタート。
・手洗いの場合:優しく20回ほど押し洗いをする。
このとき、洗濯液の水温は必ず30度以下にしましょう。
洗剤を十分すすいだら、通常の衣類は脱水をしますが、麻の場合は脱水なしでの濡れ干しがおすすめです。
脱水をしたい場合は、手洗いならタオルドライ、洗濯機の場合は、お任せコースに設定してうっかり何分も脱水してしまった!ということがないように、脱水が始まったら数秒で止めるようにしましょう。
色落ちを防ぐために、風通しの良い日陰、または部屋干しで乾燥させます。
干すときは肩幅のあったハンガーを使い、シワを伸ばして形を整えることで、乾燥後のアイロンの負担を軽減できます。
麻は熱に強い素材なのでアイロンは高温でOK。(麻100%ではない場合や、縮みが出てしまう場合もあるので、必ず洗濯表示を確認しましょう)
最適な洗濯方法で、お気に入りの麻アイテムを1ランク上の仕上がりに!

今回ご紹介した方法で洗濯をしてあげると、お気に入りの麻のアイテムもご自宅できれいに仕上げることができます。夏には出番の多くなる麻のアイテムも、丁寧に取り扱ってあげるだけで長くきれいに愛用することができるので、ぜひ試してみてください。
