肌触りもよく抜群の暖かさのカシミヤのニットは、冬には欠かせないアイテムですよね。そんな冬に大活躍のカシミヤニットですが、みなさんお手入れはどうしていますか?
たくさん着たいものだからこそ、丁寧にお手入れしてあげることが大切です。正しいお手入れをして、お気に入りのカシミヤニットを長く愛用できるようにしましょう。
カシミヤとは

まずはじめに、カシミヤの特徴について簡単に説明していきましょう。
カシミヤは何の毛?
カシミヤはカシミヤ山羊という山羊の毛から作られる素材です。カシミヤ山羊は、中国やモンゴルなどのとても気候条件の厳しいところに生息しています。冬は極寒になる土地で暮らすカシミヤ山羊たちには、寒さに耐えられるように冬になると剛毛の下にとても柔らかいい産毛が生えます。カシミヤはこの産毛を原料としています。ウールなどに比べて取れる量が少ないため、価格が高いという特徴もあります。
カシミヤの特徴
ふわふわとした軽さと極上の肌触り、それでいて薄手でもとても暖かく保温性に優れているという特徴があります。カシミヤはウールやアルパカ、モヘアなど他の代表的なニット素材に比べてとても繊維が細いという特徴があります。繊維が細いことで、ニットを軽く作ることができ、さらに細い繊維の間にたっぷりと空気を含んでくれるので、保温性も優れ暖かいのです。
カシミヤの洗濯方法は?
皆さんはカシミヤのニットのお洗濯はどうされていますか?高級なものなのでクリーニングにお任せ、という方も多いかもしれません。ですが、カシミヤは実は簡単にご自宅でお洗濯ができるのです。
カシミヤニットの洗濯方法
カシミヤを自宅で洗濯するときは、手洗いでの洗濯がおすすめです。カシミヤはとてもデリケートな素材のため、優しく手洗いで洗濯してあげることで、縮みやごわつきを予防でき、綺麗に仕上げることが出来ます。
どれくらいの頻度で洗濯したらいい?
カシミヤニットを自宅で洗濯する場合、何回着用してから洗濯したらいいか悩む方も多いかもしれません。実は、着用後毎回洗濯をしてしまうと、ニットが傷む原因になってしまいます。実はベストな洗濯頻度は1シーズンに約2回です。(週1回〜2回の頻度で着用した場合)意外に少ないな、と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。この頻度であれば、自宅での洗濯のハードルも下がるのではないでしょうか。
カシミヤニットの手洗い方法
ここからは、カシミヤニットの洗濯方法を解説していきます。コツさえつかめばとても簡単なので、このページを参考にあなたも実際に洗濯してみてください。
準備するもの
- ニットが浸かるサイズの大きめの洗濯桶
- カシミヤ用洗濯洗剤(おすすめはこちら)
- ぬるま湯
- デリケート衣類用柔軟剤
- 清潔な大きめのバスタオル
- 平干し用ネット
洗濯の前に、食べこぼしや襟ぐり・袖口などに汚れがある場合は予洗いをしましょう。デリケート衣類用の洗剤かシミ抜き剤を、汚れのある箇所になじませます。特に白の場合は汚れが目立つので、予洗いをすることで部分的な汚れも綺麗にすることが出来ます。
ここでの最大のポイントは水の温度です。お湯やぬるま湯を使用すると、カシミヤは縮んでしまうため、常温の水を使用するようにしましょう。洗剤がしっかり溶けたらOKです。
洗濯液にニットを入れ、優しく押し洗いをしてあげましょう。もみ洗いやこすり洗いはニットにダメージを与えてしまうので、押し洗いがベストです。カシミヤは水に弱いため、なるべく手早く洗うことも大切です。
洗いが終わったらすぐにすすぎをしましょう。洗濯液を全て捨て、新しい水を入れて優しくすすぎましょう。洗剤が完全に落ちるまで2回〜3回すすぎを行い、最後のすすぎの時に柔軟剤を入れます。柔軟剤を入れることで、カシミヤのふわふわの風合いをキープすることができます。
最後にニットの水気をとり、乾燥させます。洗濯桶の中の水を全て流してから軽くおさえるようにして水気を落とします。あらかた水気が切れたら、大きめのバスタオルに包んで優しくタオルドライをして水気をさらに切るようにしましょう。
タオルドライの後は平干し用ネットにおいて、風通しの良い日陰で乾燥させます。乾燥機の使用はNGです。
カシミヤニットの洗濯におすすめの洗剤・柔軟剤
カシミヤはとてもデリケートな素材のため、使用する洗剤もカシミヤ専用、またはデリケート衣類用の洗剤・柔軟剤を使うことをおすすめします。カシミヤに使用できる洗剤は、カシミヤの繊維の特性を最大限守るように作られているので、汚れを落としつつ繊維を傷つけずに洗濯をすることが可能です。
MEDIK MYDRY80
韓国で大ヒットした洗剤、MEDIKのデリケート衣類用洗剤です。ウールやカシミヤなどの素材を洗濯する時に、汚れを落としつつ毛糸に含まれる天然成分を保護してくれる効果があり、素材がもつ自然なつやと風合いを守ってくれます。ウールやカシミヤ以外にも、モヘアなどにも使用できるので、冬に自宅でニットを洗濯することが多い方にはおすすめなアイテムです。また、MYDRY80の活性剤は天然由来のココナッツオイル成分を配合しているので、皮膚への影響を最小限に抑えてくれるので、敏感肌の方でも安心して使うことができます。
東洋紡糸工業㈱
東洋紡糸オリジナルのカシミヤ専用洗剤です。化粧品にも使用される高品質アミノ酸系シルクプロテイン(セリシン)が配合されており、皮脂汚れや汗を洗浄しながら、カシミヤ特有の柔らかな肌触りを再生してくれる洗剤です。ラベンダーの香りでお気に入りのニットも良い香りに。蛍光増白剤/着色料/石油系化学成分/化学香料/防腐剤/旧指定成分は一切不使用。
LIVRER(リブレ)シルク&ウール用洗剤 (ローズ&カモミール)
ヤシ由来の洗浄成分と化粧品にも使用されている保湿/柔軟成分であるアミノ酸を高濃縮してベストな配合率でブレンドしたLIVRERのデリケート用洗剤。ウール&シルク用となっていますが、もちろんカシミヤも洗うことができます。洗えば洗うほどに、本来のツヤ感を取り戻し極上の洗い上がりを実現してくれるデリケート素材専用の洗剤です。
カシミヤニットのお手入れ
洗濯方法以外にも、カシミヤニットのお手入れをこまめに行うことで、ニットの寿命はとても長くなります。大切な洋服だからこそ、丁寧にケアして長く着用できるようにしたいですよね。今回は日常的なお手入れから、シーズンオフのお手入れまでご紹介していきますので、読めばカシミヤニットのお手入れ方法は完璧です。
シーズン中のお手入れ
ニットを脱いだら風通しの良い場所に数時間干して湿気を取る。
1日来ていたニットには、気づかないうちに湿気がこもってしまっています。着用後毎回洗濯をする必要がないニットこそ、脱いですぐにクローゼットに直行するのはNGです。数時間風通しのよい場所に吊るしておくことで、ニットにこもった湿気を飛ばすことが出来ます。
着用後はブラッシンを欠かさずに行う
ブラッシングはニットのケアとしてとても大切です。毛足の長いニットは、知らず知らずのうちに汚れを溜め込んでしまったり、着用している時やアウターとの摩擦で少しずつ表面の毛が絡まってしまいます。絡まりは放置すると毛玉の原因にもなってしまいます。そんな汚れや毛の絡まりを防ぐためにブラッシングはとても効果的です。
効果的なブラッシングの方法
- 毛並みに逆らって優しくブラッシングをして、毛の間に入っている汚れや埃を掻き出します。
- 次に毛並みに沿って撫でるようにブラッシングをして、埃や汚れを払い落とします。
- 最後に全体を毛並みに沿ってブラッシングして、毛の絡まりをほどき、毛並みを整えます。特に袖の下や脇に、裾などは毛玉が発生しやすいので丁寧に行いましょう。

一日着用したら数日休ませる。
毎日連続で着用すると、ニットの消耗も早くなってしまいます。一日きたら数日休ませるなど、お気に入りで何度も期待気持ちをぐっとこらえて、他の洋服とローテーションをしてニットにもお休みをあげましょう。
シーズンオフのお手入れ
春が来て暖かくなってきたら、いよいよカシミヤニットの出番も今シーズンは終わりです。お気に入りのカシミヤは、来シーズンも綺麗に着用できるように、きちんとお手入れをしてからしまってあげましょう。
丁寧な洗濯とお手入れで、いつまでもカシミヤをきれいに着続けよう
決して安い価格ではないカシミヤのニットは、丁寧なお手入れを続けることでとても長持ちします。
みなさんもこの記事の内容をぜひ実践していただき、お気に入りのニットをいつまでもきれいな状態で保てるようにしましょう。


