みなさんは、洋服を洗濯した後の乾燥方法の絵表示を意識したことはありますか?なんとなく、シャツやブラウスはつり干し、ニットなどの伸びやすいものは平干し、というイメージはあると思いますが、濡れ干しという干し方が推奨されている場合があるということはご存知でしょうか?
濡れ干しってなかなか聞きなれないですよね。
今回は、濡れ干しの絵表示がついているお洋服のために、正しい濡れ干しのやり方を解説していきます。
そもそも濡れ干しってどんな干し方?

濡れ干しと聞いて、どんな干し方かピンとこない方もいるかもしれません。
濡れ干しとは、衣類を洗濯機や手で捻るなどの脱水を行わず、濡れた状態のまま干すことです。麻・リネンの洋服に設定されていることが多く、濡れた状態の水分の重みで自然に服のシワを取りながら干せるというメリットがあります。
濡れ干しには、
- 濡れつり干し
- 濡れ平干し
- 日陰の濡れつり干し
- 日陰の濡れ平干し
の4つの干し方があります。
濡れ干しの正しい方法とそれぞの違いについて、これから解説していきます。
濡れ干しの正しい方法
STEP❶ 絵表示通りの方法で通常通り洗濯をする
洗濯の方法は特に特別なことはありません。いつも通りの絵表示や素材に合わせた洗濯方法でOKです。
STEP❷ 脱水をせずに取り出す
洗濯機洗いの場合:脱水なしのコースに設定、もしくは脱水モードが始まる前に取り出します。
手洗いの場合:すすぎが終わった後に手で捻るなどして脱水をしてはいけません。濡れぼしマークのお洋服は、捻って脱水をすることによっても傷んでしまう場合もあるので注意しましょう。
STEP❸ 水がポタポタと滴る状態で干す
干す場所へ持って行くまでは、洗濯桶に入れて移動させると洗濯機周りや洗面所、お部屋が濡れずに済みます。
濡れ干しをするときは、きれいにシワを伸ばした状態で干すことがとても大切です。濡れ干しは水分の重みで洗濯物のシワを取りつつ乾燥させる干し方なので、シワを伸ばさずに干してしまうと、完全に乾いたときにシワシワの状態になってしまいます。
濡れ平干しの時に使えるおすすめグッズ
濡れ干しはどこでするのがいい?最適な場所とは
では実際に濡れ干しをするとき、初めに困るのが干す場所ではないでしょうか。部屋干しをメインで行っている方は、部屋の中に水滴が落ちてしまってはいけないし、困りますよね。ここでは、私がいつも行っている方法をご紹介します。
通常の濡れつり干し・濡れ平干しの場合
日陰マークのない場合は、外で干してもOKな洋服です。濡れ干しの場合は水滴が落ちてしまうため、外で干すことをお勧めします。洗濯桶などに洋服を入れたままベランダなどまでもっていき、洗濯桶からそのまま物干し竿に干します。
濡れ平干しが指定されている場合は、必ず平干し用のネットを使用しましょう。濡れた状態だと服は水分を含んで重くなっています。平干しが指定されている洋服で、うまく平干しができていないと、洋服が伸びてしまう原因にもなります。
日陰の濡れつり干し・日陰の濡れ平干しの場合
濡れ干しでさらにひさしマークのある陰干し指定の場合は、直射日光の当たらない場所で濡れ干しをします。おすすめは風呂場に干すことです。くれぐれも注意していただきたいのが、干している間は浴室の電気を消すようにしましょう。影干しの指定がある洋服は、日光に限らず、光に弱い素材や色であることが多いです。浴室など、電気に近いところで長時間干してしまうと、退色のリスクがあります。裏返しにして、電気を消した状態で浴室に干すのがベストです。
濡れ干し後のケアって?
濡れ干しをした後のケアは、通常の洗濯の場合と同じでOKです。濡れ干し表示のアイテムは、濡れた状態で干すことで水分の重みでシワを伸ばしながら乾燥させることができるため、アイロンいらずになる乾燥方法なんです。乾燥した自然な風合いを楽しみましょう。
しっかり乾かした後は、素材やデザインによって適切なケアをしてあげましょう。
まとめ
濡れ干しのやり方、マスターできましたか?実は今まで普通に洗濯機で脱水していたお洋服でも、洗濯絵表示を改めて確認すると、濡れ干し表示だった!ということもあるかもしれません。
濡れ干しの方法を覚えて、是非洋服にあった最適な干し方で乾かしてあげましょう。
