冬には欠かせないリアルファーアイテム。とても暖かく可愛いため、使用頻度の高い方も多いのではないでしょうか。ファッションアイテムとしても欠かせないファーアイテムですが、使用後の洗濯やケア方法がわからない!という方も多いのではないでしょうか。ファーのアイテムは正しくケアしてあげれば何年も長く使うことができます。いつまでもふわふわな状態に保ちたい、という方はぜひ今回ご紹介する方法を参考にしてみてください。
リアルファーとは?フェイクファーとの違いも解説!

リアルファーとは
リアルファーは動物の毛皮を使用し作られたアイテムのことです。肌触りがとてもよく、動物の毛皮なので保温性が高く、防寒用にも最適なのがリアルファーの特徴です。
デメリットは価格が高めなものが多いことです。高価なものだからこそ、正しいお手入れ方法を覚えて長く愛用してあげたいですね。
リアルファーの種類と特徴
ラビットファー
ラビットファーは毛足が短く、軽くて滑らかな肌触りと光沢があることが特徴です。染色が容易で加工しやすいことからストールや手袋など、ファッションアイテムに幅広く使用されています。毛皮製品の中では比較的安価で入手することができます。刺し毛が柔らかいため、毛が抜けやすいというデメリットがあります。ラビットファーの中で一番高級とされるのはレッキスラビットと言われています。
フォックスファー
ラグジュアリーな雰囲気の出ることで人気のフォックスファー 。刺し毛が長く保温性に優れているという特徴があります。フォックスファーは「レッドフォックス」、「シルバーフォックス」、「ブルーフォックス」の三種類に分かれており、一番ファッション製品として使われることが多いのは、グレーががった色で比較的染色がしやすいブルーフォックスです。レッドフォックスは赤狐のことで、日本のキタキツネもこの種類に当たります。良質なものほど赤みがかった綺麗なオレンジ色をしています。シルバーフォックスは、レッドフォックスの突然変異種として生まれた種類で、黒みがかった中に光るシルバーの毛色が特徴です。
ラクーンファー
ラクーンは基本的にはアライグマの毛皮をさします。刺し毛が長く茶色に所々に入る黒色が特徴のファーで、カジュアルなミリタリー系のコートやダウンとの相性が良いです。耐久性があり、毛が抜けにくいという特徴があります。
ミンクファー
ミンクファーは非常に耐久性があり加工・縫製がしやすいことが特徴です。そのため、コートやファッション雑貨など、多数のアイテムに幅広く使用されています。ミンクのコートなどはとても高級感が出るため人気ですよね。ピアスやイヤリングなどに使用されているように、小さい丸い状態になっていることもあります。
ラムファー
ラムは生後12ヶ月以内の子羊の毛皮を使用しています。ふわふわとした綺麗な巻き毛が特徴です。
エコファー・フェイクファーとの違い
エコファーとフェイクファーはどちらも同じ人工のファーを指します。近年重要視されているサステナブルファッションとしても、再生ポリエステルで製造されたエコファーなどは注目を集めています。エコファーの製造技術も年々進化しているため、リアルファーと同じように肌触りの良いエコファーも登場しています。
リアルファーは洗濯できる?
リアルファーは基本的に洗濯NG
リアルファーは基本的に家庭でのお洗濯はNGです。高価で長持ちさせたいファー製品は、失敗しないためにも自宅での洗濯は控え、信頼の置けるクリーニング店にクリーニングをお願いしましょう。ファーのクリーニング方法はパウダークリーニングを指定してください。ドライクリーニングだと、ファーの適度な油分まで取り除いてしまうため、おすすめしません。
パウダークリーニングとは、毛皮専用のクリーニング方法です。まず毛皮ごとに適したパウダーをふり、タンブラーで回し、最後にパウダーを振り落とします。パウダーに汚れが吸着し、ファーの汚れを取り除いてくれます。
覚えておきたい!リアルファーの日常のお手入れ方法

基本的なデイリーケア
着用後はまず風通しのよいところに干し、湿気を取ります。冬でも一日着たファーはある程度の湿気を吸い込んでいますので、そのままクローゼットにしまうのはNGです。湿気が取れたら、軽く振りほこりを落とし、その後ブラッシングをします。毛並みに逆らってブラッシングをすることで、毛の間に入り込んだ細かいほこりを掻き出すことができます。仕上げに毛並みに沿ってブラッシングをすると、毛並みが整い綺麗な状態に保つことができますよ。
まず逆毛でほこりをかき出し、最後に毛並みに沿って整えるのがポイント。ブラッシングをすることで、汚れ落としと毛並みを整えふわふわ感キープの両方の効果を得られます。
普段のお手入れはブラッシングをこまめにしてあげることが一番大切です。クローゼットの近くにファーケア用のブラシを置いてあげるなどして、着用後は忘れずにケアしてあげましょう。普段からこまめにケアしてあげることで、汚れを溜め込まず綺麗な状態で着ることができますよ。
毛皮のお手入れに最適なのは柔らかい毛質が特徴の馬毛の洋服ブラシです。
洋服ブラシは、大切な洋服のケアにはとても重要なアイテムです。まだ持っていない方はこちらの記事も参考にしながら、あなたに合う1本を見つけてみてはいかがでしょうか。

汗をかいてしまった時・ニオイが気になる時は?
ファーを着用しているときに汗をかいてしまった時は、固く絞った布で丁寧に拭いてあげましょう。特にファーのコートやファーのベストなどの襟ぐりは、気づかないうちに汗がついてしまっていることもあるので着用後はできるだけ拭いてあげるとベターです。
汗以外にも、食べ物やタバコの匂いなど、ニオイが気になる際はおしゃれ着用洗剤を100倍くらいに薄めたぬるま湯をつけ、固く絞った布で気になる部分を拭くことでニオイを取ることができます。拭いた後は風通しの良い場所に影干しするのを忘れずに。
シーズンオフのリアルファーのしまい方

クリーニングに出す
1シーズン着用したファーのアイテムは、シーズンオフにはパウダークリーニングを依頼しましょう。汚れがなかなか見えづらいファーですが、実際はほこりがたまっていたり、毛と毛の間に汚れがたまっていたりと、意外にもダメージを受けている場合があります。着用回数にもよりますが、コートやベスト、ストールなどで何度か着用した場合はクリーニング店にお願いするようにしましょう。
クローゼットへ収納時の注意点
防虫剤を入れる
リアルファーは天然の動物の毛なので、ニットなどと同様虫の大好物です。シーズンオフの保管の際には、必ず防虫剤を入れて害虫対策をするようにしましょう。
ほこりよけのカバーをかけてクローゼットへ
ファーは予想以上に周りのほこりを吸い込んでしまい、気づかないうちに汚れを溜め込んでしまうもの。クローゼットで長期保管をする際には、ほこりよけのカバーをして収納しましょう。湿気がたまらない、不織布製の衣類カバーをかるのがオススメです。防虫効果のあるカバーをかけてもいいですね。
クローゼットにかける時は、ぎゅうぎゅうに詰め込むのではなく、余裕を持ってかけてあげるようにしてください。潰れた状態で収納すると、せっかくのふわふわ感や毛並みが乱れて、ファーを傷めてしまいます。
ファーの正しいケア方法を知って、長く愛用しましょう。
いかがでしたか。
ファーのアイテムは正しいお手入れをしてあげることで、何年も長く使うことができます。近年はサステナブルなファッションが注目されていますが、今持っている洋服を長く着続けてあげることも大切なことだと思います。
ぜひご自宅にあるファーのアイテムをこれからも愛用してあげてください。