ニット大好きなココです。寒くなってきたので、そろそろニットやセーターの出番がやってきますね。皆さんは大切なニットに毛玉ができてしまったこと、ありますか?
気をつけてケアしていても、気づいたら毛玉ができてしまっている…ということもあるでしょう。毛玉だらけのニットを着続けるのは少し恥ずかしいし、できれば綺麗に取り除いてスッキリしたニットを着たいですよね。
ただ、ニットの毛玉は間違った取り方をしてしまうと、繊維を傷つけ、洋服にダメージを与えてしまう危険な行為なのです。
この記事では毛玉ができてしまった時の応急処置の方法をご紹介します。ぜひ正しいニットの毛玉の取り方を覚えていただき、一度毛玉ができてしまったニットを蘇らせて、またたくさん着てあげられるようにしましょう。
なぜニット・セーターには毛玉ができてしまうのか?

そもそも、なぜニットやセーターには毛玉ができてしまうのでしょうか。皆さんは毛玉ができるメカニズムをご存知ですか?
毛玉が発生する原因を知って、毛玉の取り方と毛玉ができないような対策を考えていきましょう。
繊維が絡まりあうことで毛玉になる
繊維と繊維が摩擦により絡まることで、まとまって固くなり毛玉となってしまいます。自分では気づかないうちに、着用している時の擦れや摩擦で、毛玉予備軍はどんどんできてしまいます。その予備軍が完全に絡まってしまうことで、大きな毛玉になり、初めて毛玉ができていることに気づく、というケースも多いのです。
特にこすったりしたつもりがなくても、脇と袖が擦れていたり、ボトムと擦れていたり、バッグと擦られていたり、、と日常的に摩擦は起きてしまっています。その摩擦により、毛玉ができてしまうのです。
素材による毛玉のできやすさの違い
ポリエステル、アクリルなどの化学繊維や、ウール、アンゴラなどの主に動物の毛からできる天然繊維は毛玉ができやすい素材です。これに比べて、綿や麻、シルクなどの素材は繊維同士が絡まりにくく、毛玉ができにくい素材です。
同じ綿のセーターでも、綿70% ポリエステル30%などの混合された組成になっているものは注意が必要です。ポリエステルが入っていることで、毛玉ができやすく、またできた毛玉が絡まった状態で落ちないため、ずっと毛玉が残ることになります。
ニット・セーターの毛玉の取り方
気をつけていてもお気に入りのニットに毛玉ができてしまったら、どのように対処したらよいでしょうか。
ニットの毛玉を取る方法はいくつかあるので、順番に解説していきます。間違った方法で毛玉を取ってしまうと、洋服を傷めてしまうので、必ずご紹介する方法で毛玉取りを行いましょう。
毛玉取りブラシを使う
まず初めに、毛玉取り専用のブラシを使って取る方法です。表面にできた毛玉のみをブラッシングで除去できるため、一番ニットを傷つけずに毛玉がきれいに取れる方法です。
大切なセーターに毛玉ができてしまったときは、一番繊維を傷めないこの方法で取ることをお勧めします。
①毛玉取りブラシを用意する
毛玉取りには、毛玉取り専用のブラシが必要です。普通の洋服ブラシよりも毛が固く、丸い形をしているのが特徴です。
②毛並みに沿って丁寧にブラッシング
毛玉ができている箇所をなでるように優しくブラッシングをします。ブラシに毛玉が絡まり、ニットを毛玉のない綺麗な状態にしてくれます。
③仕上げに普通の洋服ブラシで仕上げのブラッシング
毛玉取りブラシで毛玉が除去できたら、普通の洋服ブラシで表面を整えて完成です。
④毛玉取りブラシのお手入れも忘れずに
毛玉を取った後のブラシには、たくさんの毛玉と繊維が付いているので、専用のクリーニングブラシで綺麗に取ってから保管しましょう。
毛玉取り機を使う
ホームセンターや家電量販店で購入することができる毛玉取り機を使う方法もあります。ブラッシングよりも手軽に短時間で毛玉を取ることができるので、忙しい方や、簡単にお手入れをしたい方には向いている方法です。
毛玉取り機は電動で刃を動かし、毛玉を高速でカットしていく機械です。多くの商品にはニット本体を保護するための保護カバーが付いていますが、毛玉以外の周りの繊維までカットしてしまうのが気になるところです。ふんわりした風合いのニットに使いすぎると、元々のニットがもつ風合いを損なってしまう恐れもありますので、使用するアイテムや使用頻度などには十分注意して使用しましょう。
ハサミを使う
毛玉をハサミでカットする方法です。この方法は、毛玉がたくさんできてしまっている場合にはおすすめできませんが、一つだけ毛玉ができてしまったときなどには有効です。毛玉を引っ張らず、誤って本体を切ってしまわないように注意しながら、絡まった毛玉の部分だけをハサミでカットしましょう。
一番やってはいけないことが、毛玉を取ろうとして、毛玉を掴んで引っ張ってしまうことです。毛玉は元々はニットの繊維なので、本体の繊維と絡まりながら繋がっています。それを無理やり引っ張って取ろうとすると、本体の方の毛が伸びたり、繊維を傷めてしまう原因になりますので、絶対に毛玉を引っ張らないように注意しましょう。
毛玉ができないようにする方法は?

毛玉を取る方法をご紹介してきましたが、新品のニットや、今きれいな状態のニットはやはり毛玉ができてしまわないように対策したいですよね。そもそも、ニットに毛玉ができないようにするには、どうしたらいいいのでしょうか。
毛玉の発生を防ぐ方法をご紹介していきます。
日頃のブラッシングが大切
ニットのお手入れに欠かせないブラッシング。ブラッシングには、着用中や洗濯の際に絡まってしまった繊維を解いて毛並みを整えてくれる効果があります。毎回の着用後に表面の絡まりを解いておくことで、繊維の絡まりの集合体である毛玉も防ぐことができます。
ニットをきれいな状態で保つためには、とても大切なケア方法です。
まだブラッシングをしたことがないという方は、ぜひこちらの記事も読んで、洋服ケア用のブラシを使ったケアを始めてみてください。洋服の寿命もぐんと伸びるので、とてもおすすめです。

連続での着用を控える
同じニットを連続して着用すると、ニット自体がダメージを受けてしまいます。1日着たら数日休ませるなど、ローテーションをして使うことを心がけましょう。着用での摩擦がニットの毛玉の天敵なので、着用回数を見直すことで、毛玉の発生も防止することができます。
摩擦を少なくする工夫を
ニットを着るときには、バッグとの摩擦が起きないように注意しましょう。肩からかけるタイプのトートバッグや、リュックなどは衣類との摩擦が非常に大きいアイテムです。お気に入りのニットを着るときは、できるだけそうしたバッグを使うことを避けることも、毛玉の発生を防ぐ上で大切なことです。
洗濯の頻度を下げる
最近お店でもウォッシャブルニットと言われるニットが増えていますよね。自宅で洗えるはクリーニング費用の節約にもなりますし、手軽に使えて便利ですよね。そんなウォッシャブルニット、洗えるから…とついつい着るたびに洗濯してしまってはいないでしょうか。きれいに洗濯して、スッキリした状態で着ることができるのはとても気持ちがいいですよね。しかし、ニットは洗濯頻度が増えると摩擦によるダメージも増えてしまい、毛玉を作る原因にもなってしまうのです。
毎回洗濯をするのではなく、汚れたら洗う、数回に一回洗うというサイクルに変えるだけで、ニットの毛玉の発生も抑制することができますよ。
まとめ
ニットが好きな人にとっては常に悩みのタネである毛玉。今回ご紹介した方法で、できてしまった毛玉もスッキリきれいに落とし、また買ったばかりのような状態で来てあげられるようにケアしてみましょう。きれいにケアしたニットや、これから始めて着るニットは、ぜひ毛玉ができない習慣も覚えて毛玉ができないいつまでもきれいなニットを目指しましょう。

